縮毛矯正質問
次々と新しくなる縮毛矯正ですが基本は大事。
それは、毛髪科学と化学。
まだまだ、未知の世界だけに新しいものが生まれています。
Q. イオンコンプレックスとは何ですか?(2012.10)
- A. applejackでは還元後、アニオン物質とカチオン物質を合わせる事で別の物質ができる事。
- 髪の表面に皮膜を作り、アイロンの熱やキューティクルの余分な膨潤を防ぐ事により一層髪の傷みを軽減します。
Q. 矯正で縮れや硬化してしまった髪を元に戻せますか?(2012.10)
- A. 全くと言っては無理ですが見違えるほどには戻せます。
- 特殊な薬剤(ほとんどが特殊なトリートメントからできています)を使い、過剰還元や過剰な熱処理によって変化してしまった毛皮質や毛表皮に新しい組織を作り、しなやかさと手触り感やつやを再生します。
Q. 同時にパーマはかけられますか?(2011.3)
- A. 毛先が、還元、再結合できる状態であればできます。その場合は色々な方法があります。
- システアミンによるW還元の薬剤で新生部分、弱めのシステアミンで既成部分を還元してカールを作ります。場合によってはクリープ、ガラス化するホットパーマも使います。
Q. 縮毛矯正にもクリープを利用していますか?(2011.3)
- A. もちろん髪の傷みを最小限にして矯正をする場合、クリープは絶対必要です。
- クリープをガラス化する場合もしっかり初めからガラス化していきます。
Q. 最近の新しい技術は(2006.07)
- A. 最近はトリートメント傾向が強くなりました。applejackではアルカリ剤なし、HP(ペーハー)も酸性という薬剤を使ったストレートが多くなっています。利点は髪が板の様なまっすぐになり過ぎず硬くならずしなやかな自然なストレートになります。ブローで流せたり内巻きにできます。
- すでにまっすぐに硬くなってしまっている矯正を直す事もできますし、傷んだ髪にもできます。
- 後からパーマもかけられます。今は同時に毛先にパーマをかけることを研究中です。
Q. 最近の新しい技術は(2002.6)
- A. いろいろなメーカーで自然なストレートというコンセプトのシステムやアイロン等が出てきましたが、APPLEJACKではメーカーとの共同開 発でやっている技術はアイロン熱に寄る傷みや硬化をさせない新しいコンセプトストレートです。
- 髪の自然な膨らみや流れ、髪の柔らかさなど がまったく違います。まずは相談してみて下さい。
Q. ミルボンのアイロンを使っているのですが(2001.7)
- A. ミルボンのアイロンは構造上どちらかと言うとプレスに向いています。
- ミルボンでも点滅に合わせてプレスしてずらして行くやり方をしていると思います。
- このやり方はちゃんとテンションをかけられる髪の長さがあってちゃんとテンションをかけてからプレスしないと変なくせのまま固定されてしまう事があります。
- それからプレスをしてずらしていく時に引き出し角度が変わってしまうとプレスとプレスの間に折れ線の様な跡がつきます。
- ですからインターン生には結構難しかったりします。
- それに幅があるアイロンなのでロングのまっすぐにするのには向いていますがショートにはだめですね。
- というよりapplejackではショートのまっすぐはあまりやらずに自然な流れを作る事が多いです。
- ただ、強いくせの人でまっすぐにしたい場合ははじめからプレスでしっかり固定して行きますのでこの場合は良いです。
- スライドの速度ですがこのプレスをどのくらいの時間プレスしているかと同じです。
- 洗濯ものをアイロンをかける時を思い出して下さい。
- 1、はじめに軽くさっと形を作ってから徐々に力を入れてのばす。
- 2、はじめから重いアイロンでしっかりプレスする
- 2はクリーニングやさんがやりますが素人とがやると変なくせがついてしまう事も多いです。ミルボンもこのやり方ですね。
- 1はリメイクのやり方に近いかな。1回目に軽くスライドして2回目にもう少しゆっくりスライド、3回めにプレス、4回目にもう1度スライ ドします。
- ちなみにうちではほとんどがスライドの回数を髪の状態に合わせて決めています。
- (くせの強い弱い、傷んだ状態など)
- 1回の時も3回の時もありますし、速めにとか、ゆっくりとか指示しています。
- プレスをする時は2のやり方をする時だけです。
- スライドのやり方で変わるのは速さ、回数、、角度です。
- Rを出す時はアイロンの引き出す時の角度を変える事です。
- もうちょっと難しく言うと内と外のテンションを変えてRを出します。
- この場合は細めのアイロンの方が有利です。
- うちではアイロンが7種類ぐらいあるかな。必要無いのもありますが。(^_^;)
- セットでもこの方法でカールを出せますので試してみると良いでしょう。
Q. 私も縮毛矯正(リメイク)をしていますけれども今ひとつ気に入りません。それは髪が堅くなることですさらさらになる方法があったら教えてくれませんか?(2001.6)
- A. 縮毛矯正はリメイクを使っているのですか?ではそれについて少し話します。
- リメイクは今、いろいろあるアイロン系ストレートですが、まずアイロンを使う事の
- 性質を考えますと、アイロンの熱、180度程度の熱で髪にタンパク変性をおこすと言われています。
- 髪は120度をこえるとタンパク変性をおこします。生卵を焼くと固まるのと似ています。
- ですから、硬くなる訳です。
- では、それをできるだけ硬くさせず、そう見せないかと言う事ですが
- まず、熱の温度に気をつける事、髪の状態を判断して160~180度の間を使う訳ですが
- 髪に触れている時間も大きく関係します。例えば早くスライドさせるかゆっくりスライドさせるかです。アイロン温度でなく髪温度です。
- 髪質も関係しますが後はRを出す事です。
- リメイクは波状のアイロンですがうちでは平のアイロンを主に使っています。
- 細めの平アイロンを角度をつけてスライドさせる事で髪に自然なRをつけます。
- 最近はよほどの事がない限りこの方法でします。
- 一般的に縮毛が強くごわごわしている髪はもともと硬い訳でストレートに記憶させてしまうとストレートになりたがるので流し難くなりますね。
- アイロン系(昔の電気パーマも)は乾くとストレートに電気パーマは乾くとカールが
- 強く出てくるのが特徴ですがS-S結合と熱による結合とのバランスが難しいですね。
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